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日医副会長茂松先生と清原

速報です

<第32回 日本臨床分科医会代表者会議のご報告>
会長  清原久和      

 2025年33日、午後から雪が舞っている中、第32回日本臨床分科医会代表者会議が日本医師会館小講堂で開催されました。今回は15医会のうち眼科、外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、小児科、整形外科、精神神経科、内科、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、麻酔科の13医会の代表と日本医師会松本会長、茂松、角田、釜萢副会長、常任理事の方々が参加されました。当会からは、斎藤、正井両副会長、矢内原常任理事、私、清原が参加しました。

開会の挨拶の後、まず日医松本会長から挨拶があり、政府が推進している薬剤のOTC化に対して安全に使用することに問題があること、高額療養費制度について熟慮する必要があるとの提言がありました。また宮川常任理事から、生産性向上、職場環境支援で新設された外来、在宅ベースアップ評価料を3月中に各医療機関から申請してほしいと依頼がありました。


今回、各臨床医会からの事前に報告事項として
1. 日本医師会への要望 2. 倫理委員会の設置状況 3. 外部監事、理事の設置状況 4. 総会理事会のWEB化 5. 会費、研修会参加費 6. 会員への連絡媒体、があげられました。

以下に1の各医会要望意見の要点をのべます。

<眼科> ステロイド持続使用による緑内障のリスク

<外科> 会員減少に対する対策の報告

<産婦人科> 出産費用の保険適用への反対ー想定される保険料では産科医が立ちいかなくなり、産科医療が崩壊しかねない

<耳鼻咽喉科> 難聴への取り組みをACで広告、花粉症重症化ゼロ作戦、電子カルテの義務化

<小児科> 1か月・5歳児検診の充実、デジタル化社会での子育て、OTC類似薬の保険適応除外のリスク

<整形外科> 医薬品供給不安への対応 医薬品の約2割が供給停止あるいは限定供給ことへの危機感

<精神神経科> 精神疾患患者の急増、地域包括ケアにおけるかかりつけ医の連携、うつ病対応力向上研修と心の連携加算1取得の研修会への支援

<内科>診療報酬に関して内科はマイナス改定、HPKIカードの発行、HPVワクチンの接種勧奨

<脳神経外科> 開業医が増え外科医の会員数が増えないので規約の改定を考慮、多職種との連携(資料なく前回同様)

<泌尿器科> 実態調査による膀胱留置カテーテル逆ザヤの改定要望、尿路ストマカテーテル交換法の改正、急増する独居老人に対する医療行為についての法律整備を要望、地域偏在、診療科偏在をふくむ2040年以降の医師数の変動に対する対応、この点に関して日医釜萢(かまやち)副会長が同感である旨コメントされ、後に挨拶にこられた。

<皮膚科> OTC類似薬を保険適応から外すことに断固反対

<放射線科> 学会の構成メンバーのあり方の検討(大学以外の職種、年齢、性別の考慮)、小児股関節生殖腺シールドの廃止

<麻酔科> 第17回分の学術・政策勉強会のテーマの報告、直近のテーマは[手術集約化のすすめ]

2の倫理委員会は眼科、産婦人科、臨床整形外科医会で設置
3の外部監査、理事はほとんどなく
4の総会は対面で、常任理事会、理事会は対面、web、ハイブリッドと様々で年数回
5の年会費は職種別に45000円から3000円と医会間で差があり、研修会の参加費も様々でした。
6の会員への情報伝達については殆どの医会は冊子で会報発行、当会は経費を抑えるためホームページ[日本臨床泌尿器科医会]X[jcu2023]にて、伝達事項、医療関連の情報を頻回に流しています。

 すべての診療科の発言の後、部屋を移し、ケータリングの中華料理で懇親会に移行、日医の役員の役員先生方と医会の役員が入り混じり相互質問と自由発言の場となりました。

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